プルデンシャルの保険が得なのかどうか計算してみた

どうもこんにちは。黒ねずみです。

僕は約2年前にプルデンシャルの保険に入りました。

入った保険の契約者は僕ですが被保険者は息子です。別に息子が死んでしまったときの保険金が欲しかった訳ではないです笑

設計としては息子の年齢で40歳まで毎月100ドルを払込み続ければ、息子が生き続けている限り毎月200ドルの年金が受け取れるというものです。

途中解約も可能でだいたい息子が17歳のときにはプラスになっているようなものです。

まあ途中でお金が必要になったら息子に渡す前に解約して自分で使うこともできるし最終的に損しないならいいかとも思いました。

あと訳あって早いうちから息子にちょっとずつ生前贈与しておきたいなと思っていたので、息子にとっても例えば大学卒業のタイミングで契約者を僕から息子に変えて、解約するか自分で払い続けるか息子自身が決められるなら悪くはないかなと思ってたんですよね。

しかし

成人した息子に対してそんなに残してやる必要があるか?生前贈与なら妻にちょっとずつやっていけばいいじゃないか。

そもそもこのプルデンシャルの保険って契約したときは割と運用のパフォーマンスも良いと思っていたけどホントにそうか?

こんなことを考えるようになりました。

そこで今回は僕が契約しているプルデンシャルの保険と自分で他の運用をした場合、どっちが得なのか計算してみました。

プルデンシャルの保険内容

色々書くより見てもらったほうが早いと思います。こちらです。

毎月100ドル払込み、40年後の払込み総額は47,232ドル。その時点の返戻金は67,339.80ドル。その差20,107.8ドル。

(息子が11ヶ月のときに入った保険なので払込み総額はちょっと少なくなっています)

自分で運用した場合

それに対して自分で運用した場合はどうなるか。

いくつか前提条件を立てました。

 
      (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ・毎月100ドルを投資
・期間40年間(プルデンシャルの保険と合わせるために最初の11ヶ月は投資なし)
・分配金利回り3.0%
・元本価値の変動はなし

するとどうなるか。

40年後の投資総額47,200ドル、元本+分配金の合計75,760ドル、差額28,560ドル。

プルデンシャル保険と自分で運用したときの比較

プルデンシャルでのプラス額20,107.80ドル。自分で運用した場合でのプラス額28,560ドル。

その差8,452.2ドル。1ドル110円で換算すると自分で運用した方が約93万円お得になります。

もちろん単純な比較はできずそれぞれ以下のようなオプションとリスクがあります。

プルデンシャルの保険
・息子にもしものことがあったときに保険金が入るオプション
・40年後以降はキャッシュアウトなしで毎月200ドルのキャッシュインが発生(受け取るのはおそらく息子)
・為替リスク
・途中解約以外での引き出しは不可能
自分で運用
・元本が増える可能性
・利回り次第では受け取る分配金が更に増える可能性
・途中での引き出し可能
・為替リスク
・元本割れの可能性
・利回り3.0%を保てない可能性

こんな感じかと思います。

抜けがあるかもしれません。すいません。

単純な計算で現れない部分ではぱっと見プルデンシャルの保険の方が良いように見えます。

特に今回の計算では払込みが終わった後200ドルが受け取り続けられる部分は想定していません。

でもホントにそこまで保つ場合、息子に渡すつもりなので受け取っているのは息子ですが、正直40のおじさんに毎月200ドルを渡し続けるなんて親としてそこまでしてやる必要ないんじゃ…………………….

僕が受け取るとしても40年後ってもう70歳超えてて受け取り続けることは出来ないし、その歳で200ドル受け取り続けて意味あるのか。

なので僕としては自分で運用したほうが楽しいし早い段階で使えるお金も入ってくるのでいいのかなと思います。今回は利回り3.0%で計算しましたが、今でもそれより高い利回りのETFなんかはありますしね。

ということでちゃんと考えた結果プルデンシャルの保険は解約することにします。

当時は運用も始めていなかったのでその辺ちゃんと考えてなかったなあと反省してます。

今回すぐに解約すると10万ちょっとくらいは損しちゃうんですよね。

でもこのままズルズルいくともっと機会損失が増えていくと思うので悔しいですが損切りします。

あーあ、失敗しました。反省です。

ということで今回はプルデンシャルの保険と自分で運用した場合の試算をやってみました。

もしプルデンシャルの保険に入ろうとしている方はもう一度よく考えてみてください。決して保険はダメだと言っているわけではないですが、運用としてやるには見えないコストが高すぎるのかなと改めて思いました。

ではまた!

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