どうもこんにちは。黒ねずみです。
このページを開いていただいてありがとうございます。
ワールドトリガーという漫画をご存知でしょうか?
2013年から週刊少年ジャンプで連載開始し、現在はジャンプSQで連載しています。
僕はこの作品が大好きで漫画は何周も読んでいますしアニメも全て観ています。
今回はワールドトリガーの概要と、どこに魅力があるのか書いていきたいと思います。
これから漫画を読もうか、アニメを観ようか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
ワールドトリガーとは?
ワールドトリガーは2013年から週刊少年ジャンプで連載されているSFアクション漫画です。
2018年からはジャンプSQに移籍し月イチ連載となっています。
ジャンプSQに移籍した理由は後述しますが、作者の病気によるものです。
コミックスは2022年3月20日時点で24巻まで発売されており、アニメは3rdシーズンまで放映されています。
また今ならアマゾンプライムで全話視聴することが可能です。
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あらすじ
28万人が住む三門市に、ある日突然異世界へのゲートが開いた。門からは近界民(ネイバー)と呼ばれる怪物が現れ、地球上の兵器が効かない怪物達の侵攻に誰もが恐怖したが、謎の一団が現れ近界民を撃退する。一団は界境防衛機関「ボーダー」を名乗り、近界民に対する防衛体制を整えた。結果、依然として門からは近界民が出現するにも関わらず、三門市の人々は今日も普通の生活を続けていた。
ボーダーのC級隊員である三雲修が、自らをネイバーと名乗る空閑遊真と出会い、物語が始まる。
主要キャラクター
ワールドトリガーの魅力
次に僕が個人的にこの作品が魅力的だと思っているポイントを書いていきます。
チーム戦
ワールドトリガーの最も面白いところはチーム戦における戦術や読み合いです。
戦闘開始前の作戦を立てる段階や戦闘開始後の立ち回りでも、登場人物が常に冷静考えて最善手になるよう動きます。
その根拠も納得感ががあり、ひとつひとつのバトルシーンが相当練られていることがわかります。
他の漫画でいうとハンターハンターやキングダムに近いと思っています。
また誰も敵わないような圧倒的なパワーをもつ敵に勝つ場合、修行した強キャラが出てくるのではなくチーム戦術を駆使して勝ったりします。
ドラゴンボールで例えると、ピッコロや悟飯たちが戦術を駆使して悟空が到着する前にナッパを倒すイメージでしょうか。
チーム戦術を駆使した頭脳戦。これがワールドトリガーの一番の魅力です。
主人公である修が弱い
主人公である修ですが本当に弱いです。
ドラゴンボールやナルトのように主人公の血筋が実はすごかったとか、修行して強くなったとかジャンプではよくある展開だと思います。
それに対して修は特別な血統や特殊能力もないですし、戦闘力も低いです。
修も訓練して強くなろうとしますが、他のキャラクターも同様に訓練しているのでいつまでたっても実践で戦えるようになりません。加えてズバ抜けた頭脳があるわけでもないです。
このようにジャンプ史上最も不遇な能力値の修ですが、自分の弱さを自覚し、徹夜で対戦相手の分析や戦術を組み立てなどをしたり、色んな人に戦い方を教えてもらったりして少しづつ成長していきます。
雑な扱われ方や困難へのぶち当たり方など、妙に現実的で共感できるんですよね。そんな状況の中での修の奮闘ぶりがワールドトリガーの魅力のひとつです。
作り込まれたキャラクター設定
ワールドトリガーの特徴的な部分として「キャラクターが大量に出てくる」ことがあります。
連載序盤からモブっぽい人物が沢山出てきて最初読んだときは「このキャラはもう出てこないんだろうな」って思っていると、10巻くらい後に活躍したり。
実はキャラクター毎に装備しているトリガー(武器)の種類や組み合わせ、トリオン能力の高さ、それ以外にも現在の部隊に所属している経緯や性格など細かく設定が決まっています。
驚きなのは本編で登場していないキャラクターの設定も決まっていることです。
詳細はこのオフィシャルデータブックに収録されています。
本編を見て気になる場合はぜひ読んでみてください。
本編を読む(観る)上で気になるところ
ワールドトリガーを読み進める上で気になるところがいくつかありますのでそちらも記載しておきます。
序盤があんまり面白くない……….かも
ワールドトリガーは4巻くらいからこれまで紹介したようなチーム戦術などを中心としたSFバトルとして展開されますが、それまでは学園モノっぽい雰囲気で物語が進みます。
率直に言うと割と人によっては面白くない期間かもしれません。
知人にワールドトリガーを勧めましたが何人かはここで脱落してしまいました。
ここを超えると一気に面白くなるので5巻くらいまでは辛抱して読んでみてください!
作者の持病による休載
作者の葦原先生は2013年にワールドトリガーの連載を始めてほどなくして頚椎症性神経根症という病気を発症し、何度か休載しています。
その後2016年には2年間の長期休載に入っています。2018年に連載を再開し5週連続で掲載した後、ジャンプSQに移籍しています。
ジャンプSQに移籍した理由は、これまでの週一ペースでの執筆から月イチでの執筆と体への負担が小さいからとのことです。
ジャンプSQに移籍してからも数回休載はしていますが、ジャンプ本誌で連載していたときよりも着実に話は進んでいる?と思います。
どちらにしても体優先で連載を続けていってほしいです。表紙とかカラーページとかなくても良いので。
とまあワールドトリガーを読み進める上での懸念点はこのあたりです。
序盤のほのぼのした感じは楽しめる方はぜんぜん苦ではないと思いますが、つまらないと思ってもすぐに面白くなるので頑張って5巻まで読んでください!
アニメの良さ
アニメについても少しお話ししておきます。
ワールドトリガーのアニメは1期から3期まで放映されています。
2期と3期は原作と同じストーリーで進んでいきます。一方で1期では一部アニメオリジナルストーリーがあります。
具体的には第49話〜第63話で「逃亡者編」になっています。
正直原作にあるような緻密なチーム戦術などは感じることができず、あまり面白くなかったです。
見なくてもストーリー上問題ないので飛ばしてしまっても良いかもしれません。
またワールドトリガーはOPがとてもカッコいいです。2期と3期は特に。よかったら見てみてください!
個人的に好きなシーン3選(ややネタバレあり)
最後に僕が気に入っているシーン3選をご紹介します。
ワールドトリガーの魅力が伝わるのでは?というシーンを独断で選出しました。
知恵と工夫を使う戦い方は俺は嫌いじゃない
B級に昇格したての修と模擬戦をしたA級2位の風間さんの言葉。
作中で修がどれだけ不遇な扱いを受けているか、これから修がどのようにして戦っていくべきか凝縮した表現になっています。
またこの風間さんは一見冷たそうですが作中で後輩想いの発言を多くしており、とても熱いキャラクターです。
本編でぜひ御覧ください。
有利な部分で勝負する。不利な部分では戦わない
遊真が格上の村上と戦う前夜に、村上との戦闘シミュレーションをしているときの様子です。
相手の特徴を分析した上で、自分と相手の違いを使っていかに有利に立ち回るか冷静に分析しています。本番の結果はどうなったか………………….ぜひ本編で見てみてください。
その結果はここでのシミュレーションを踏まえたものになっており、論理的に納得のいくものになっています。
個人的に人生に通ずるワールドトリガー屈指の名言です。
隊長としての務めを果たせということだ
また風間さんです。
B級上位とのランク戦で玉狛第二はボロ負けしますが、隊長の修に向かって風間さんが放った一言です。
「自分の成長という不確かな要素だけじゃなく、もっと具体性のある手立てを用意する必要があった」というこれぞワールドトリガーというシーンです。
これだけで普通の少年漫画ではないという言うことがおわかりになるでしょう。
このあと玉狛第二の戦力増強のために修は何をするのか………………..こちらもぜひ本編で御覧ください。
まとめ
いかがでしょうか?
普通のジャンプの漫画とは一味違うワールドトリガーとてもおもしろいのでぜひ読んでみてください。
現在は24巻まで発売されています。
またアニメはブルーレイが発売されている他、今であればアマゾンプライムで全話視聴することが可能です!
よかったらこちらもぜひ御覧ください!
ではまた!
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