どうもこんにちは。黒ねずみです。
海外赴任を控えており、会社のルールでVERSANTというテストを受ける必要がありました。
これまで名前は聞いたことがあったものの、実際に受けたことはありませんでした。
ということで今回はVERSANTを受けてみた感想など書いていこうと思います。
VERSANTのスピーキングテストとは?
その名の通りスピーキングに特化した20分程度で終わるテスト
名前の通り喋ることに特化したテストです。
テストはスマホやPCを使って行われ、全て喋ることで回答していきます。
所要時間はテスト前の設定を含めて20分程度で、テスト終了後すぐに得点を確認することが出来ます。
テスト結果はすぐに見られる
VERSANTのテスト結果は受験後すぐに確認できます(5分くらい待ったかな?)。
結果は以下の形で出てきます。スコアの幅は20点〜80点だそうです。
どれくらい点が取れれば良いのか?についてはビジネスで使う分には50点と言われています。
VERSANTの公式ホームページによると日本人の平均は39点だそうです。
受験費用
スピーキングテスト受講には5,500円かかります。
毎回思いますが英語のテストはとても高額ですね!TOEICもそうですが合格したらもう受ける必要ない、というタイプのテストではないのでもう少し安くなるととても助かります。
出題構成
VERSANTの試験は全63問でA〜Fの6つのパートで構成されています。
Aパート 音読8問
当然ですがこれが一番カンタンです。
画面に英単語が表示され、音声の指示の順番に読むだけです。
ここでは「流暢さ」、「発音」を診断しているそうです。
特に難しい単語もなかったと思いますが、初めての受験で緊張して明らかに声が裏返っており何度か噛んでしまいました笑
Bパート 復唱16問
続いて復唱です。
画面には何も表示されず、聞こえてくる音声が喋り終わった後に同じ文章を復唱します。
「文章構文」、「流暢さ」、「発音」を診断しているそうです。
このとき似た意味の言葉を発音してもダメであくまで聞こえた単語をそのまま復唱する必要があります。
前半は簡単でしたが問題は後半。
聞こえてはいるんですが、覚えることが出来ませんでいた。普段からシャドーイングは練習していましたが、音声が流れきってから喋り始めないといけないので………………慣れが必要ですね。
Cパート 質問24問
個人的にはAパート以外ではこれが一番カンタンでした。
画面には何も表示されず、質問されたことに対して回答をします。
選択肢などは出てこず自分で回答します。このとき文章で回答する必要はなくシンプルな単語で回答してOKです。
ここでは「語彙」を診断しているそうです。
個人的な感覚では半分以上は出来たかな?と思いました。
ただ出題数が多いので途中明らかに集中力が切れてしまっていました。
Dパート 文の構築10問
個人的にはここが最も難しかったです。
Dパートは3つに分けられた文章を並べ替えて一つの文にし、それを発音するものです。
バラバラにされた文章は画面には表示されておらず、一度聞いたらそれを覚えておき並べ替える必要があります。
こちらのパートでは「文章構文」、「流暢さ」を診断しているそうです。
最初の方はそれぞれ1〜2単語だけなので簡単ですが途中から一つの塊がとても長くなり、とてもじゃないですが覚えられません。僕の記憶力の問題かもしれませんが多分日本語でもできないと思います。
このパートはボロボロでした。まあ他のもボロボロなんですがここは特に。
Eパート ストーリーテリング3問
このパートでは3つの簡単なストーリーが読み上げられ、その内容を英語で要約して表現するというものです。
「文章構文」「語彙」「流暢さ」「発音」を診断してます。全部ですね笑
個人的な感覚ではDパートよりはいくらかマシに感じました。聞こえた単語を一言一句覚えておく必要はありませんからね。
僕の記憶だと以下のような文章が出ました。
「家族でスキーに行ったが、自分だけ風邪を引いてしまった。日中は家族がスキーに行っていたが自分は行けず寂しかった。夕方に家族が戻ってきて安心した。みんなで夕食を食べた。」
この内容がもう少し膨らまされた感じです。
まず要約するというのは何をするのが正解なのかしっかり理解しておく必要があると思いました。たぶんちゃんと要約出来てなかったと思います。
Fパート 自由回答2問
こちらは与えられた質問に対して自由に回答するというものです。
僕に対しては「幼児教育で2言語以上勉強されるのは良いことか悪いことか」みたいな内容だったと思います。
ちなみにVERSANTの公式ホームページではこのパートで何の項目を診断しているかは書いておらず、ここはテスト結果とは関係ないんじゃないかという噂もありますが正しいところはよくわかりません。
テスト終了
こんな感じでテストは終了。全部で20分くらいでした。
終わった後、テスト結果の表示まで少し時間がかかりました。
気になる結果は?
ということで僕の初めてのVERSANTの受験の結果です。
ちなみにTOEICの点数は840点です。
結果はこちら!
泣きました。
いやいやもう赴任するよ?これ大丈夫なの?ぜったい大丈夫じゃないよね!?
ということで自信をなくすだけで終わりました。
ただ「語彙」を診断するCパートに手応えがありましたが、結果もほぼその通りでした。ってことは割と信頼性は高いのかな。
ちなみに以下はVERSANTとTOEICスコアの相関関係的な図。
僕はTOEICはだとリスニング440点、リーディング400点なのでVERSANTでは最低でも58点取れてないとおかしい………………….泣きました。
まとめ
ということで今回は初めて受けたVERSANTについて書いていきました。
正直結果がボロボロだったのはショックでしたが、そうは言ってもお尻に火がついている状態なので発音、流暢さの練習はネイティブとの会話の中でやっていこうと思います。
海外赴任が決まってからCamblyというオンラインレッスンを受け続けいています。
そちらの記事も書いているので良かったら読んでみてください!
ではまた!